宮城県石巻市視察

宮城県石巻市視察

宮城県石巻市に県議会で視察に行っていました。

久しぶりの石巻市の来訪ということで、どれほどの目に見える変化があるのかを期待していったのですが、まだまだ復興は道半ばとった感じです。確かに以前よりはがれきの処理も進んでいましたがそれでもこの一年半という歳月を考えると遅すぎると感じますし、処理した後の本格的な復興をどう仕上げているのかのビジョンが見えてきていないように思いました。関係者から話を聞くとどうも全体としてのかじ取りがうまくいっていないそうです。未だに必要とされているモノや人材のバランスがちぐはぐで強力に前に向かって進んでいる状況でもないそうです。

視察先のHANA荘では外資系のロレアルが出資をし、JEN石巻事務所の方々が地域の方と一緒にコミュニティカフェを運営しているとのことでした。すぐ隣にある公園が最近整備が整ったとのことですが、「県と市の土地を使っているために公園利用の為の環境整備にかなり時間を費やされた」と地元自治会長さんが言っていました。ちなみにそこにある遊具も米国が寄付をしてくれたそうです。

続いて、牡鹿半島の狐崎でカキ養殖業の方々と意見交換をして日程を終了しました。

今でもHANA荘、カキ養殖業関係者のところにボランティアスタッフが全国から駆けつけてくれるそうです。現地ではハード面の整備はこれからですが、ソフト面のつながりはしっかりと育まれています。また、海外からの支援もかなりあることも知りました。民間と公共の復興へ対するスピード感の違い、そして、違いがあるからこそ民間にお任せするところははっきりとしていくことが成果につながることを確認した視察となりました。

HANA荘の隣に建設された公園の記念碑

今後のめどが立たない小学校の前で野球の練習をする子どもたち

山積みにされた処理待ちの瓦礫


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コメント

  1. 横山泰三 より:

    19兆円の東日本復興予算が、ほとんど関係のない事業に多く使用されている現状を
    NHKで放送されびっくりしました。

    沖縄の護岸工事が復興予算で実施されている事実を知らされ、
    申し訳なさそうな顔をした地元の人の映像が出ましたが
    悪いのは、知らなかった住民ではなく、政治家や地域行政を担当する人の人間性だと思います。

    被災者からの申請の処理遅れに対しては
    ごたごたの中で審査する時間、労力が不足していた。今後努力する・・と
    言い訳をしていましたが、

    自分を犠牲にして一生懸命支援活動をしている多くの人達の努力を知りながら、
    平気でこんなことができるの体制、人間性に怒りを感じました。
    処理のスピード不足はしかたないかもしれませんが、
    自分の顔しか考えないスジの通らないごまかしは許せないと思います。

    復興予算の処理は現在〇〇%・・など、信頼できない人が発表する表の数字では
    本当のことは全くわからないと思いました。

    どこかの市でも同じようなことを聞いたような気がします。

    古川さん、
    現在の心意気を貫いて、立派な、大きな政治家になってほしいです。
    応援しています。


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